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泉南型石綿国賠、差額求め提訴-和解後の病状悪化や死亡

2019.10.10

2019年10月9日(水)、泉南型石綿国賠を提訴し、いったん国と和解して賠償金を得た後、亡くなったり病状が悪化した被害者5名について、国に追加の賠償金を請求する裁判を大阪地裁に提訴しました。

石綿の病気は徐々に悪化する場合がありますし、病気が原因で亡くなる場合もあります。例えば、肺がんや中皮腫で存命中に国と和解した場合、基準慰謝料額は1150万円ですが、死亡後の和解では1300万円です。今回の提訴は、国は被害者に公平・平等に賠償すべきであるとして、この差額を求めるものです。

私たちが泉南地域の原告と共に取り組んで来た大阪・泉南アスベスト国賠訴訟は、2014年の最高裁判決から丸5年を迎えました。この間、厚労省による個別通知の効果もあり、全国で被害者約800名が提訴、600名以上が和解しています。

泉南から全国へ、救済の広がりを誇らしく思うと同時に、まだまだ埋もれた被害の掘り起こしが必要だと実感しています。当弁護団の担当した和解案件では、石綿紡織業や石綿建材製造業などの工場だけでなく、化学工場、自動車修理工場、バルブ製造工場、ガラス製品製造工場などの被害者も救済されています。個別通知がない案件でも複数和解していますので、お心当たりの方は遠慮なくご相談下さい。

*朝日新聞[石綿被害、国と和解後に死亡・悪化 追加賠償求め提訴へ]https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00000042-asahi-soci

*NHK 関西 NEWS WEB[アスベスト 和解後悪化で提訴]https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191009/2000021050.html

*毎日新聞[アスベスト被害で国を提訴 和解後悪化「差額補償を」]https://mainichi.jp/articles/20191010/ddm/012/040/076000c

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