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【建設アスベスト訴訟】大阪2陣(地裁)第11回期日

2019.02.18

2018年12月7日(金)午後1時30分から、大阪2陣(地裁)の第11回期日が開かれました。今回は、電気工の被害者について証人尋問と遺族原告本人の尋問、弁護士意見陳述が行われました。

■Kさんは、昭和36年から平成16年まで40年以上、電気工として働いてきましたが、平成17年3月、悪性胸膜中皮腫と診断され、平成19年6月、61歳で亡くなりました。証人のSさんは、Kさんの兄で、同じく電気工でした。Sさんには、Kさんに代わり、働いた現場や作業内容について詳しく証言していただきました。妻のNさんは、電気工を天職としていたKさんの人柄や、2年余にわたり抗がん剤治療を25回も行った壮絶な闘病生活の様子を証言しました。

法廷では、2018年8月及び9月に相次いで言い渡された京都1陣大阪高裁判決及び大阪1陣大阪高裁判決に関し、「両大阪高裁判決の到達点」、「国の責任」、「共同不法行為論」、「被告企業らの注意義務」について、弁護士が弁論を行いました。

これまで、建設アスベスト訴訟では、7つの地裁判決、4つの高裁判決が出され、最初の横浜地裁判決を除いて全てにおいて国の責任が認められ、その内容も判決ごとに前進し続けてきました。建材企業の責任についても、京都1陣訴訟地裁判決を皮切に、上記の2つの大阪高裁判決を含めた5つの判決が認めています。

弁論では、上記の2つの大阪高裁判決において積極的に評価できる点があること、一方で、両判決には、違法時期や違法事由、責任を負う企業の選定、企業の負うべき注意義務の点などにおいて、まだまだ克服すべき課題があることを明らかにしています。 

関西建設アスベスト大阪訴訟の当面の裁判期日は以下のとおりです。

<2019年>

 2月15日(金) 2陣地裁第12回期日【大阪地裁202号法廷】

 4月19日(金) 2陣地裁第13回期日【大阪地裁202号法廷】

 6月14日(金) 2陣地裁第14回期日【大阪地裁202号法廷】

 8月30日(金) 2陣地裁第15回期日【大阪地裁202号法廷】 

いずれも午後1時30分開始予定です。傍聴をご希望の方は、当弁護団までご連絡下さい。

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