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個別通知を受けた泉南型石綿国賠訴訟の初提訴

2017.12.19

大阪アスベスト弁護団では、12月12日(火)、泉南型石綿国賠訴訟を大阪地裁に6件、神戸地裁に2件、計8件を提訴しました。このうち6件は本年10月に厚労省から個別通知を受け取った被害者ないしそのご遺族によるものです。

なお、企業から補償金・賠償金を受け取った方でも、その時期・金額によっては、国に賠償を求めることができる場合があります。厚労省から通知(リーフレット)を受け取った方は、まずは当弁護団にご相談下さい。

*MBSニュース[アスベスト被害 国の通知を受け全国初の提訴]https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000084-mbsnewsv-l27

 最高裁判決で国の賠償責任を認めた泉南アスベスト訴訟を受け、国から賠償金の支払い対象となることを通知された元労働者やその遺族らが、国に賠償を求める訴えを起こしました。

 大阪府・泉南地域などのアスベストを扱う工場で働いていた元労働者やその遺族ら15人は、アスベストが原因で肺がんなどを発症したとして国に損害賠償を求めています。アスベスト訴訟を巡っては3年前、泉南アスベスト訴訟の最高裁判決で工場に安全対策を義務付けなかったのは違法だとして、国の賠償責任が認められました。これを受け、国は今年10月国家賠償の和解の可能性のある被災者や遺族に対して、国賠訴訟を促す通知を個別に送っています。今回の訴訟は、この通知を受け取った人によるもので、通知を受けた人が実際に国を提訴するのは全国で初めてだということです。

「(個別通知を)受け取っても提訴をしないということはないように立ち上がっていただきたい」(村松昭夫弁護士)

*神戸新聞[石綿禍、遺族ら国提訴 訴訟促す通知受け 神戸地裁]https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010812077.shtml

 アスベスト(石綿)を扱う工場で働き健康被害を受けた被災者らへ、厚生労働省が10月に国賠訴訟を促す通知を送ったことを受け、機械メーカー・クボタの旧神崎工場(兵庫県尼崎市)で勤務し、肺がんで死亡した男性の遺族4人が12日、国に損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。4人は計約420万円の支払いと早期の和解を求めている。

 代理人弁護士によると、国からの通知に基づく提訴は兵庫県内で初めてという。

 石綿被害を巡っては2014年、大阪・泉南アスベスト訴訟最高裁判決で国の賠償責任が確定。国は1958年5月~71年4月に石綿粉じんを吸引する作業に就き、中皮腫などの石綿関連疾患を発症した労働者や遺族に対し、訴訟で和解する方針を示している。

 今回提訴したのは、同工場で57~75年に石綿管の製造に携わり、12年に肺がんで亡くなった男性=当時(78)=の遺族4人。代理人弁護士によると、男性は労災認定を受けており、遺族は10月に国からの通知を受けたという。

 この日は、通知を受けた元労働者や遺族計9人が大阪地裁にも同様の訴訟を起こした。

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